十文字屋呉服店　若女将ブログ

夏なので、やっぱり「ゆかた」の話題になりますね


私、勝手にゆかたを大別してみました

プリントゆかた　と　大人ゆかた　


プリントゆかたとは～、そう今時のゆかた

大手スーパーなどでカラフルに飾られています
うちの店にもありますよ(^O^)／


POPなものやドレッシーなものなど様々な柄が
プリント（印刷）され、大量生産が可能。
生地は薄めで、木綿か時々化繊が混ざっています。
ほとんどがプレタでサイズフリー。

なので、お値段もリーズナブルで
帯や下駄のセットなどお求め安くなっていますね


かたや、大人ゆかた(#^.^#)
伝統的な染めのゆかたのこと


染色の職人が代々引き継いできた伝統的な染色方法で染めたもの。

関東地方の注染（ちゅうせん）や東海地方の有松・鳴海絞（ありまつ・なるみしぼり）がその代表的なものです

生地はしっかりとした木綿や絹、麻。
織り方もいろいろあります。
昔ながらの綿コーマ。そして絹紅梅（こうばい）、綿紅梅、絞りなど。
　　コーマ　平織りの生地
　　紅梅　　勾配とか高配ともいう。糸の太さを変えて縞や格子柄を表現。凹凸があり立体感があって体型カバーにもなる。肌にくっつかないので清涼感もあります。


素材によってゆかたの表情が変わり
コーディネートの幅も広がります(^_−)−☆


最近のプリントゆかたも紅梅風の生地が使われていますね。


大人ゆかたは、ほとんど反物（たんもの）で販売しお仕立てするので
自分サイズのゆかたができる

また、大人ゆかたは半襟や足袋を履けば
立派な夏の着物としてきられる優れものo(≧▽≦)o


さあ、プリントゆかた　と　大人ゆかた　どのように使い分けるか！？

それは、次回にね(^_−)−☆